「ゴミは溜まってないはずなのに、なんだか部屋がごちゃごちゃしてる?」
断捨離してみようと思う1番のきっかけって、この「なんだか部屋がごちゃついている」に気づいてしまった時じゃないでしょうか?
この”なんだか”が厄介
大体こういったときって、何が原因で部屋が狭くなってしまっているのかわからない。→だから、なかなか断捨離に踏み込めない…という悪循環にすでにはまっている状態。
だからこそ、きちんと一つ一つのものを「実はいらないんじゃないか?」「あれ、コレ使っていないんじゃないか?」と精査する必要があるんだけど、この作業は面倒くさい。
というわけで今回は、断捨離するときに誰でも使える「実はなくても暮らせるモノ」をリスト化してご紹介してみたいとおもいます。
ミニマリストである自分の経験と、インターネットのお声を拾い上げてつくってみたので一般的なものはバッチリ網羅。この記事を読んでリストの内容と家の中のモノを比べるだけで断捨離の80%は終わったも同然!
断捨離に悩んでいる方、必見です。
キッチン編
トースター
ムダな要素:スペース
トースターはなくてもそれなりに代用できてしまう家電の代表。
-フライパンで焼く
-コンロについている魚焼きグリル部分で焼く
-オーブンレンジ
このどれかさえあればトースターは必要ありません。
うちはオーブンレンジのビストロをつかっています
炊飯器
ムダな要素:スペース
レンジを使えばご飯は炊けます。特別な手順もありません。
「ご飯の味の違いがわかる」「ケーキを焼いたり角煮を作ったり…特別なことを炊飯器でしたい」といったこだわりがあるなら炊飯器をもっているほうが絶対いいです。けれど、それなりに美味しいご飯でよければレンジででチンして炊くのもありです。ただし、必ず耐熱性の容器で調理してくださいね。
\我が家はiwakiのガラスボウルで炊いています/
電気ポット/ケトル
ムダな要素:スペース
お湯は鍋で沸かせばいいと思いませんか?ティファールなんかはすごく安いし、転居のときにとりあえず買ってしまいがちですが、むしろ電気ケトルが必要なのは
- ドリップでコーヒーを入れるから細口ケトルがいい
- 紅茶を美味しくいれたいから温度管理がしたい
- 猫舌なのでほどほどの温度を沸かしたい
といった場合くらいではないでしょうか?
鍋を使えばケトルの置き場所もいらないし、コンセントも一つ余って節約にも繋がります。特別な機能が欲しいわけじゃないなら、そこまで必要ありません。
多すぎる鍋/フライパン
ムダな要素:スペース
お家に使いきれていない鍋やフライパンはありませんか?
鍋やフライパンはセット商品を買った方がお得なことも多いので余分に手に入りがち。それを放置してしまってはスペースがムダにとられてしまいます。
たとえば、一人暮らしだと基本的な調理は
-フライパン(大)
-フライパン(小、または中)
-深型パン
-鍋(小、または中)
くらいあれば事足ります。残りは自分の料理への熱意次第で残しておくか決めましょう。
私は一人暮らし時代を「フライパン(26cm)、深型パン、鍋(小)」のみで過ごしました
リビング編
カーペットやラグ
ムダな要素:スペース、掃除時間
ラグを必要とするかは人によってかなり異なります。
- スリッパを履いている
- 床に座る習慣がない
- 床に硬いモノをおかない
こんな人は普段の使い方で床が傷つくこともないだろうし、とくに必要性を感じないんじゃないでしょうか?むしろカーペットを処分することでクリーニング代や掃除の手間を減らすことができて大きなメリットを感じられるかもしれません。
固定でんわ
ムダな要素:スペース、お金
固定電話はもう持っているお家自体がだんだんと減っていますね。
携帯料金も下がってきているし、むしろ固定電話のためにお金を払うことはムダの一貫とみなされはじめています。この機会に通信周りも見直してみましょう。
時計関連
ムダな要素:スペース
目覚まし時計、壁掛け時計、キッチンタイマー…どれをとってもスマホ1つで済ませる事ができる時代になりました。むしろ時計をみてなさすぎて、いつのまにか電池がきれただけの時計が飾ってある家庭も多いはず。時間を示すだけの役割なら、もう必要ないのでは?
とはいえ、これらの時計をインテリアとして置いているなら話は別。ウキウキ気分で飾っておきましょう。
必要以上のゴミ箱
ムダな要素:スペース、掃除時間
キッチンにゴミ箱があるのに、リビングにも、和室にも、自分の部屋にも、洗面所にもゴミ箱がありませんか?
毎週それぞれのゴミ箱がいっぱいになるほど活用しているなら別ですが、実際はそうじゃなかったりして。もちろん1つに絞る必要はありませんが、あまりにも不要なものは削ってしまいましょう。そうすれば、ゴミ出しの度に部屋をまわってゴミ回収する手間も省けます。
DVDやCD
ムダな要素:スペース
SpotifyやAmazon Musicなどの音楽サブスク、NetflixやAmazon Primeなどの映画サブスクが盛り上がりを見せている世の中。もしこれらのサービスを利用しているのなら、今お持ちのDVDやCDは手放す対象になりえます。
もちろん契約しているサービスによって対象作品は異なるので断捨離前にチェックしておきましょう。
しかも、DVDやCDを持っているということは、それを再生するための機器(外付けドライブ、DVDプレイヤー)を持っておく必要もあるということ。
管理する手間やスペースを減らすか、そのままとっておくかはあなた次第。
用途が被っている文房具(ペンが3本以上ある、とか)
ムダな要素:スペース
用途が被っているものは、今メインで使っていない方や予備を「ほんとうに使う予定があるか?」ということを念頭に断捨離するか考えてみましょう。
たとえばペンを5本もっていたとしますが、紙に何かを書くことがほとんどない現代で、5本目のペンはいつ使うのでしょうか?いくら予備といったからといって、なんだかはるか遠い未来にみえてきますよね。
こんな風に文房具や生活用品、服飾小物(傘なんかも!)をみていくと、意外なムダが見つかるかもしれません。
バス・トイレタリー編
風呂おけ、バスチェア、湯船のふた
ムダな要素:スペース、掃除時間
お風呂の入りかたって、どうでしょうか?それを踏まえてお風呂をみてみると、きっとあなたにあった断捨離候補がでてくるでしょう。
たとえば普段シャワーしか浴びない人なら、風呂おけは必要ありませんよね?一人暮らしで半身浴をしないならや湯船のふたもいりませんよね?
意外にもバス用品は実はいらないモノで溢れています。
うちには風呂桶、バスチェア、湯船のふたがありません。特にバスチェアは無駄に長湯をする原因と思って絶対に買いません。疲れてどうしても座りたい時はバスタブのへりに腰掛けています
バスタオル
ムダな要素:スペース
バスタオルを断捨離してフェイスタオルで体を拭くのはどうでしょうか?体格が大きかったり、髪が長すぎるわけではないなら、フェイスタオルサイズで十分のはず。
嵩張るタオル類をサイズダウンすることで収納スペースを削減できるし、洗濯の手間も省けて一石二鳥。むしろバスタオルを使うメリットが見当たりません。
トイレマット、便座カバー、ペーパーホルダーカバー、トイレ用タオル
ムダな要素:スペース
トイレの布系、ほんとうに必要ですか?きちんと手入れはできていますか?
おしゃれ目的、便座の暖かさが欲しいなど、ご家族の要望はさまざまなので一概にはいえませんが、いらない人にとっては本当に必要ないモノです。
これらをなくせば掃除も楽になるし、いやな匂いも染み付かなくなる。ちゃんと清潔さを保てないならば、断捨離候補にしてもいいのかも。
習慣編
年賀状
ムダな要素:時間、お金
いまじゃメッセージアプリで新年の挨拶できる。むしろ個人には送るのはやめてSNSの投稿1つでみんなに向けておしまいの方も増えてきています。
わたしはもうどっちもやってません。送られてきたら返すくらい。
むしろ年賀状を送らないからといって人間関係が切れるなら、ほんとうにそれまでの関係だったと思うようにしています。ビジネス関係の人に送ってアピール、久しぶりの相手で何かきっかけが欲しいから年賀状…など、特別な思惑がなければ手放していいのでは?
お得じゃないポイントカード&クレジットカード
ムダな要素:スペース、いちいち財布からだす手間
一年に数回しか使わなかったり、たくさん買うけど還元率が悪いカード類も処分してしまいましょう。
お財布の中がすっきりすれば、財布のサイズが小さくなる。
→財布のサイズが小さくなれば、かばん自体も小さくなる。
→かばんが小さくなれば、クローゼットのスペースもとらないし、身軽に外出できる…
などなど、いいことずくめ。
カードなんて小さなモノですが、塵も積もれば山となる。お部屋のすっきり度を大きく左右していくのは、細部から気をつける心意気。
気に入っていないプレゼント
ムダな要素:スペース
人からもらったプレゼント、捨てるのは億劫に感じて、とりあえず引き出しの奥にしまっていませんか?でも、もうそれ、捨てちゃってもOKなんです。
プレゼントって結局、その場で感想をいえば、あとから何度も聞かれることってほとんどない。万が一、聞かれてしまったら「友達が欲しがってたからあげた」「ペットに壊された」と言えば事たりる話。むかーしあげたプレゼントを今も持っていないからといって、嫌われることなんてありませんよね?
クローゼットの中身編
着ていない服
ムダな要素:スペース
いま使っていない服というのは、これからも未来がない服ではありませんか?
- 十分使いふるした服
- 体型や顔に合わない服
- 着心地がよくない服
- 年単位で着ていない服
こんな服は眠っていませんか?ほんとうにとっておくべきかどうか、一度考えなおしてみてください。
紙類
ムダな要素:スペース
解約したクレカや賃貸の契約書
- 学生時代の教科書やノート
- 使っていないメモ帳
- 普段みないアルバム
- もう読まない紙の本
嵩張るうえに重い紙は、捨てることも考えてみましょう。
ただし紙は部分的に残す、という手段がとれます。学生時代のノートならこれから仕事に使えそうなページだけとっておくとか、アルバムの中身も厳選していらない写真は捨てるとか、そういった工夫をしながら量を減らしてもいいですね。
使っていないけど高価だったからとりあえずおいているもの
ムダな要素:スペース、お金
- 高級食器
- 以前使っていたスマホ
- 何万円もした学習教材
- ブランドバッグやファッション雑貨
使っていないけれど高かったモノって、なかなか捨てられないと思います。
「もったいない…」「いつかつかえる…」っていう理由が聞こえてきそう。だけど使っていない間に価値が薄れていく可能性もあります。せっかくそれぞれの道具に役割があるのに活躍させてやれないその現状こそが”もったいない”とは思いませんか?
ブランド食器やファッション雑貨は売却、古いスマホやPCは引き取りサービスを利用して、それぞれに適切な処分方法をみつけてみましょう。
なくても暮らせるなら断捨離してもいいんじゃない?
なくても暮らせる”実はいらないものリスト”は
- トースター
- 炊飯器
- 電気ポット/ケトル
- 予備の鍋
- 予備のフライパン
- カーペット/ラグ/マット
- 固定でんわ
- 目覚まし時計
- 壁掛け時計
- キッチンタイマー
- その部屋専用のゴミ箱
- CD
- DVD
- 用途が被っている文房具
- 風呂おけ
- バスチェア
- 湯船のふた
- バスタオル
- トイレマット
- 便座カバー
- ペーパーホルダーカバー
- トイレ用タオル
- 年賀状
- 特じゃないポイントカード
- 特じゃないクレジットカード
- 気に入っていないプレゼント
- 十分使いふるした服
- 体型や顔に合わない服
- 着心地がよくない服
- 年単位で着ていない服
- 解約したクレカ
- 解約した契約書
- 学生時代の教科書やノート
- 使っていないメモ帳
- 普段みないアルバム
- 読まない紙の本
- 使わない高級食器
- 昔使っていたスマホ
- 過去何万円もした学習教材
- 使わないブランドバッグ
- 使わないファッション小物
という結果になりました。
私個人の意見だけではなくいろんな人の意見をまとめてみたので、新しいアイデアもあったんじゃないでしょうか?
とはいえ私とあなたのライフスタイルは違うし、使っているモノも違います。もちろんこのリストがそっくりそのままあなたに当てはまるとは思っていません。きちんと「自分には必要か?」を見極めてから、残すかどうか決めましょう。
わたしもリストの中にある電気ケトルを持っています。コーヒーをドリップすることがあるので細口があると便利だから。
それから、「必要かどうか」というのは「生き残るために必要」ではなくて、「あなたの生活が豊かになるためにいるのか」という意味です。勘違いして、とにかく数を減らすことに必死にならないでくださいね。(そんなのはミニマリストではありませんよ。)
リビングだけじゃなくてキッチンや水回り、そして普段は見えないクローゼットの奥まで点検すれば家中の空間がスッキリ。いらないモノを捨てることで、それらを管理するはずだった時間や手間ともおさらばだし、不要品を売却すればちょっとしたお金にもなるかもしれない。なによりも、これからは大好きなお家で快適に過ごせるという事実だけで今からワクワクしませんか?
このページが終われば、いますぐ断捨離を始めてみてください!
それでは、この記事があなたの参考になれば嬉しいです。