Googleの広告カスタマイズを有効にしているはずなのに、なんだか興味のない/ひどい広告ばかりでる…
先日スマホを使用中に、ふとGoogle広告のひどさに我慢の限界を感じ、広告枠の「広告表示設定」をクリックしてみると意外な事実が浮かび上がりました。
「広告のカスタマイズ機能はオフになっています。」
あれ?
なぜ戸惑ったかというと、わたしはすでに自分のGoogleアカウントにて広告のカスタマイズ設定を有効にしているので、広告カスタマイズがオンになっていないとおかしいから。
しかし実際はスマホ側になんらかの問題が生じてGoogle広告のカスタマイズ設定が邪魔されて、不快な広告を多数見せつけられていたのでした。
- 広告のカスタマイズはオンにしたはず
- だけど実際には「広告のカスタマイズ機能はオフになっています。」と表示される
- そして興味のない広告が配信されている
いろいろ調べた結果この問題は解決したので、備忘録として対処方法をこの記事に残しておきます。
Google広告のカスタマイズ設定を再チェック
まずはスマホPC問わず、Google広告カスタマイズの設定を再確認しましょう。
- そもそもGoogle広告をカスタマイズしているか
- カスタマイズしたアカウントでログインしているか
- 本当にブラウザ(インターネットアプリ)に反映されているか
こちらの3点は最低限確認しておきましょう。自分では思っていない意外なところが抜けているかもしれません。
1.そもそもGoogle広告をカスタマイズしているか
そもそものGoogle広告のカスタマイズはこちらのリンクから行えます。
こちらのカスタマイズがオンになっていること、「広告のカスタマイズに利用する要素」
のオンオフを設定しているかどうかを今一度確認しましょう。
2.カスタマイズしたアカウントでログインしているか
Google.comにアクセスし、右上に自分のアカウントが表示されているか確認します。もし違うアカウントなら、当たり前ですがカスタマイズは適用されませんので注意。
3.本当にブラウザ(インターネットアプリ)に反映されているか
そして本当にカスタマイズが反映されているかどうかは、実際に表示された広告の「広告表示設定」をみて判断してみます。
・右上のxマークをクリック
・「広告表示設定」をクリック
・「広告の表示について」の内容を確認
ここで「広告のカスタマイズ機能はオフになっています」といった文言がでていればアウト。カスタマイズ設定が反映されていません。
ここに「閲覧したウェブサイト」「この広告主のサイトまたはアプリへのアクセス」などと書かれていればカスタマイズ設定は反映されているはずです。
特殊パターン:Youtube+ブランドアカウント
ここまでのチェックをクリアしても、無効になる場合があります。
それはYoutubeをブランドアカウントで閲覧しているパターン。こちらは問答無用で広告のカスタマイズが無効になります。公式上の仕様ですので、ブランドアカウントをつかってYoutubeをみる場合は広告カスタマイズができないものと思ってください。
わたしの動作環境・事象を整理
- そもそもGoogle広告をカスタマイズしているか
- カスタマイズしたアカウントでログインしているか
- 本当にブラウザ(インターネットアプリ)に反映されているか
わたしの問題の場合、1番と2番は問題ありませんでした。3番がダメみたい。
ちなみに今回気づいたのはスマホでの広告閲覧していたとき。であればPC側はどうでしょうか?試しにPCで確認したところ、こちらは大丈夫そうでした。
というわけでこれまでの事象をまとめると
- 広告のカスタマイズはオンである
- 正しいGoogleアカウントでログインしてる
- だけど実際には「広告のカスタマイズ機能はオフになっています。」と表示され、興味のない広告が配信されている
- スマホだけに発生する事象であり、PCは問題ない
ということ。つまり、Google広告のカスタマイズはうまくいっているけど、スマホ側でのなんらかの設定が邪魔をしているのが明らかになりました。
解決方法:アプリ側の設定
さくっと結論づけますが、今回の事象はブラウザ(インターネット)アプリのトラッキング設定によるものでした。
「設定アプリ」→下の方にある「Chrome」→「Webサイト越えトラッキングを許可」をONにすることで解決しました。
↓
↓
ここをONにしたあとに表示された広告の「広告の表示」をみると、たしかにそれっぽくなっています。
実際に数時間前に賃貸仲介サイトをみていたので、このときは不動産の広告がでていました。うまくカスタマイズできているようで、案外あっさり解決できました。
よかったよかった!
Google広告カスタマイズがオンなのにオフになる謎、解決
今回のわたしの場合、インターネットアプリの設定で一発で解決できました。
とはいえAndroidや他のブラウザによっては原因もさまざま。もしこれで解決しない場合は一度Googleのヘルプセンターも覗いてみることをおすすめします。
それでは、この記事が参考になれば嬉しいです。