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月経カップとは何か?→エコでミニマルな生理用品です

みなさんは「月経カップ」ってご存知ですか?

簡単に言えばナプキンやタンポンの仲間である生理用品のことです。

私は以前から生理用品に対して「なんでこんなにゴミがでるの?」とか「毎回ナプキンをトイレに持っていくのがめんどくさい!」とモヤモヤすることが多かったのですが、その悩みを全部解消してくれたのが月経カップでした

今日の記事ではそんな素晴らしい月経カップを紹介します。

同じような悩みを持つ方の参考になりますように。

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月経カップってなに?

月経カップと生理用品界隈

月経カップとは膣の中に直接挿入して使用する画期的な生理用品です。別名「生理カップ(menstrual cup)」と呼ばれ、その名の通り血液をカップで受け止めて使います。

化学繊維を含むナプキンやタンポンと違って医療シリコンなどで作られているため体に害を与えない上に漏れ出ない仕組みなのも安心!

女性の権利向上、フェムテックの推進によって知名度があがっている生理カップですが、まだまだ知らない人も多いのが現状です。

どうやって使うの?

使い方は簡単で「そろそろ血がたまってきたかな?」と思った頃にお手洗いへ向かい、カップを膣からとりだし経血をトイレに流すだけ。後はトイレットペーパーで軽く拭いて再度挿入すればOK。

私は起床後すぐ(AM8:00)、お昼休み(PM1:00)、お風呂のついで(PM8:00)と1日3回のみのとりはずしで間に合っています

正しくメンテナンスすれば10年耐久で繰り返し使えるので、その間は生理用品を買う回数を減らすことができますし、そもそもバッグにいれて持ち運ぶ必要もなくなります

私と月経カップの出会い

私の抱えていた3つの悩み

私はタンポンとナプキンの両方を使っていたのですが、今まで生理用品に対して3つ気になっていた点がありました。

1. プールや海に入る時の生理

特にタンポンについて気になっていたこと。

「タンポンを使えば水の中でも大丈夫」という言葉をインターネットや口コミでよくみかけます。しかし個人的には「水に触れるような環境での衛生面って大丈夫なのかな…」といつも疑問に思ってしまいます。

タンポンは綿で作られていることが多いですよね?血が溢れないように栓として機能してくれていますが量が多い日には染み込んでしまいます

温泉やプールに入る時、紐が垂れていないか気になってしまったり、水が染み込まないか心配になったり…結局トライできませんでした。

2.ナプキンやタンポンは使い捨て

ゴミを減らして環境に優しい生活を送りたいのに、月経がくるたびに大量のゴミがでてしまいます

血のついたナプキンやタンポンはもちろん使い回すことができませんし、なるべくこまめに取り替えることが精神的にも身体的にも望ましいです。

DAMEのようなアプリケーターを使い回すタンポンを使ってはみたものの、やはり多かれ少なかれゴミはでてしまうのが現状。衛生用品が使い回せないのは仕方がないのかなと諦めてしまっていました。

3. 生理用品で荷物が増える

全女性が生理でイヤなところあるある。

持ち物を減らしてすっきり身軽に出かけたいのに、生理がくるたびもう一つポーチを増やさなきゃいけないのが本当に嫌でした。

トイレにこそこそとナプキンを持ち込むわずらわしさがどうにも嫌で。特に旅行のときに被ってしまうと箱ごとスーツケースに詰め込んだり。ほんと辛かった。笑

月経カップに向いてる人って?

メリットとデメリット12選

月経カップにはナプキンにもタンポンよりも優れている点がたくさんあります

私が月経カップを購入する際、いろいろ調べていたメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

  • ゴミがでない
  • 生理用品を持ち運ぶ必要がない
  • 生理用品を買う回数を減らせる
  • 血液をみて健康チェックができる
  • TSSになる確率がほとんどない
  • 経血がほとんど漏れない
  • 好きなショーツが履ける
  • 蒸れない
  • 匂いが漏れ出ない

デメリット

  • 消毒や保管に気をつける
  • 慣れるのに時間がかかる
  • 着脱時に手が汚れる

 

圧倒的にメリットが優勢では?

月経カップを使えば生理用品を持ち運ぶ必要がなくなりますし、そもそも追加で買う必要がなくなります。環境だけでなく小さなバックやお財布にも、いろんな意味で優しいプロダクト。

デメリットとしてメンテナンスの手間をあげましたが、月経カップは生理前と生理後に1度ずつ煮沸消毒が必要です。ただし1回につき10分程度しかかからないので、そこまで手間ではありません。(めんどくさがりの私でも余裕)

実際に使用している身としては、デメリットの何倍もの恩恵を感じています。

月経カップに向いてる人の特徴ってある?

「メリットデメリットはわかったから、じゃあ具体的にどういう人なら向いてるの?」というお声が聞こえてきそうなので、月経カップを使うべき人物像というのを考えました。

  • 環境を考えてなるべくゴミを出したくない。エコでサステナブルな生活がしたい
  • トイレにゴミ箱を置きたくない。いちいち匂いや汚れを気にして洗うのが面倒
  • わざわざ生理用品を買いに行くのが嫌。買い忘れも心配だし、なんとなく恥ずかしい。
  • 何度もシートを変えるのが大変。トイレに生理用品でかさばったポーチを持ち込むのは萎える
  • 彼氏や友達の家で生理用品を捨てるのが億劫。
  • 海やプール、温泉のとき、タンポンは使ってるけど滲み出てないか不安を感じるときがある
  • 災害時などで生理用品が手に入らないことに備え、代替品を探している

月経カップはエコを考える真面目さんから荷物がかさばるのが嫌いなミニマリストさんやズボラさんまでどんな人にもプラス要素があります

しかしただ一点、どうしても向かない人がいます。それは「血をみたり、手についたりするのが苦手な人」です。

カップを取り外すときに必ず自分の経血を直視しなければなりませんし、かなりの確率で手に付着します。どうしても苦手なら、使い続けるのは難しいかもしれません。

モヤモヤ解消で生理のいらいらを減らそう

以上が画期的な第三の生理用品「月経カップ」のご紹介でした。私は実際に使い始めてから数ヶ月たちましたが、月経カップのおかげであらゆる生理中のストレスが減りました

体の調子によってナプキンやタンポンと併用していますが、確実にゴミは減ってるし荷物は軽くなってる。今じゃ手放すことができない愛用品です。

もしこの記事でちょっとでも興味が沸いたら下のレビュー記事も参考にしてみてください。使い方をイメージしてみると何かヒントになるかもしれません。

この記事がみなさんの生理期間をもっといいものにするきっかけになればと思います。

 

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