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年賀状はいらない。サイズダウンに暮らす。

年賀状

この時期になると、そろそろ準備に取り掛かり始める方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、最近は年賀はがきを送らず、新年の挨拶をSNSやLINEメッセージで済ませるケースも増えてきました。

わたし自身、年賀状はもう10年近く出していません

2020年代は、過渡期とも言える時代。「年賀状いるのか、いらないのか?」の議論がインターネットのあちこちで行われています。

そこで今回の記事では「年賀状ってほんとうに必要なのか?」ということを、ミニマリストかつ年賀状不要側の意見から改めて考えてみてみようと思います。

ちなみに結論からいうと「年賀状を出すとGOODなケース」についてもお話ししていますので、ぜひ最後までお読みください。

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年賀状を再考。そもそもなぜ送っているんだっけ?

年賀状を送る理由って、大別して2つにわけられると思うんです。

  • 新年の挨拶として(慣習的に)
  • ビジネスとしてDM/営業の一環

世間一般には一つ目の「新年の挨拶として(慣習的に)」が大きな理由だと思います。

わざわざ”慣習的に”とつけたのは、ほとんどの人が”本当に心の底から新年を祝い、わざわざこちらに挨拶をしたくて送っている”と思わないから。

「仲良い人/目上の人/友達/知り合いには年賀状を書く。それが有効の印だから、送る。」…それくらいの感覚で年賀状は送るというのが、世間の本音だと思います。そうでなければ、送る先すべてに同じ印刷物、または一言しかメッセージを添えない、なんてことはないでしょうから。

わたしが年賀状を送らない理由

わたしが年賀状を送らない、いらない、出さない理由は以下の4つ。

  • 時間と労力がかかる
  • そもそも新年の挨拶をしない
  • モノを残したくない
  • とりあえず送られてる感がイヤ

細かくみていきましょう。

時間と労力がかかる

年賀状を作成するには1日、またはそれ以上の時間と労力がかかります。

わたしが学生のころ、両親は毎年100枚ほどを2日間かけて仕上げていました。

去年の年賀状を掘りおこす→過去につくった送付先リストの点検・修正→はがきを買う→インクを買う→年賀状用の家族写真を撮る→デザイン→印刷→手書きで一言メッセージを添える→チェック→投函…

め、めんどくさい…

今は住所入力と画像挿入さえすればポスト投函までしてくれる便利なサービスもたくさんあります。が、当時はそんな便利なものはなく…。
めんどくさい印象がいまだに抜けません。

そもそも新年の挨拶をメッセージでもしない

 

わたしはそもそも新年の挨拶はそこまで丁寧にしなくてもいいと思ってる派。仲良い友達にもLINEで「あけおめ」メッセージは出しません。

「あけおめ」メッセージが意味ないとか、ぜったいに挨拶しないぞ!、とかそういうことではなく、もともとLINEみたいなパーソナルなやりとりに向いていない性格で。
だから、個人にメッセージを出す労力>新年の挨拶、と思ってます。

SNSで全体に向けて「あけおめ」「ことよろ」をしておしまい。

あけおめメッセージをもらったら嬉しいけど、まぁ、自分から出す気はないかな…

とりあえず送られてる感がイヤ

わたしが年賀状をいらないと思う理由の90%がこちら。

ほんとうに「とりあえず送られてる感」がすごい。

年賀状って、知り合いや仕事上の付き合いの人など、仲良いと思っていない人からもくるじゃないですか?それはやっぱり、”慣習的にやってる”からでる悪い部分。

一年に一回もメッセージのやりとりすらしてない人に年賀状を送られても、わたしは全くいい気はしません。むしろ「とりあえず送っとくか」感がして、ものすごく嫌なんです。

モノを残したくない

ミニマリストな私。好きなモノ以外を残すのが、苦痛です。

年賀状にきちんと細かくパーソナルな労りメッセージを書かれてることなんてレア。基本は宛先みんなにコピペして刷ったテンプレ印刷に、一言、二言メッセージが添えられているだけでしょう?しかもそれは、”慣習的に出されているだけ”のはがき。

こういったものに対して保管スペースを割きたくないので、送って欲しくもありませんし、相手にもそういった思いをさせたくないので自分からも出しません。

もし送る必要があるのはどんなときだろう

さて、いろいろ年賀状に対してネガティブなことをお話ししてきましたが、正直のところ、年賀状が全く不要といっているわけではありません。

ほんとは、ある1つの理由があれば年賀状をだしてもいいんじゃないかな〜と思っています。その理由とは

相手ともっと仲良くなりたいときのきっかけとして

です。

「相手が年賀状を喜んでくれる人」で「もっと仲良くなりたい人」であれば、新年の挨拶はコミュニケーションをとる立派な理由になりますよね?もっと仲良くなりたいとは、上司でも、親戚でも、友達でも、誰でもOK。

とくに若い人であれば年賀状を出す人はものすごく少なくないので、それだけでもちょっと一歩先にでるような、そんな関係になれるはず。だからそういったきちんとした想いがある場合にはじゃんじゃん送るのがいいんじゃないかな〜と思います。

とりあえず出す、というより、コミュニケーションの方法として送る。これが本来の年賀状の意味だと思いますし、すてきなメッセージが添えられていたらぜひとっておきたくなります。

“私には”年賀状は必要ない。サイズダウンに暮らす。

以上がミニマリストで年賀状不要派からみた、【年賀状いる?いらない?問題】でした。

「とりあえず慣習的に出された年賀状」は必要ありませんが、「心をこめて、私宛に送られた年賀状」はあってもいいんじゃないか、というのがわたしの意見。

年賀状はだすものだから…くらいに考えているならSNSやLINEで済ますのがオススメ。中途半端な気持ちで出されても、相手はいらないかもしれません。

でもそうじゃなくて、年賀状を出す理由がきちんとあるならば、ちゃんと相手と仲良くなりたいという気持ちを載せれるなら、受け取った側も嬉しい気持ちになると思います。

年賀状は新年1通目のメッセージ。今後一年のあなたと相手の関係を決める大事なものと考えてみれば、自然とどうしたらいいか答えはでるんじゃないでしょうか?

それでは、よい年末を。

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