先日、お風呂場のディスペンサー類を買い揃えました。
今まではそのシャンプーならそのシャンプー容器、といった具合に買ったままのデフォルトのディスペンサーを使っていました。
この状態をなんとかして「色も形も統一された容器のあるおしゃれなお風呂空間」を手に入れたいとおもい、いろいろなお店をまわっていました
小物といえば、無印・セリア・イケア・ニトリ…
が、どこの容器も今ひとつそそられない。
そんな折もあり、最終手段のAmazon探検をしたところなかなかいい出会いと教訓がありました。
今回はおそらく超無名ブランド「XZY」のディスペンサーがよかった&ミニマリズムに対する自分の姿勢を反省した話をしたいと思います。
無名ブランドでの買い物が億劫になっていた
まず、わたしがディスペンサーに求めていたのはこの3つ。
- 同じシリーズでシャンプー、リンス、ボディソープ、ハンドソープ容器を揃えれること
- 色はダークブラウン
- プッシュがしやすい(固すぎない、ひっかからない)
ニトリにも無印にも好みのものが置いてなかったので、久々にAmazonを徘徊。
最近かなり問題になってきていますが、Amazonには大量のサクラレビューがいます。なので他サイトの情報で厳選して購入が決定したものしかAmazonでは買い物しないようにしていました。だから今回この有象無象の中から結構な時間をかけてレビューもみて、全く知らないブランドを見定めていく作業にはかなり骨を折りました。
こだわりすぎる人あるある: 時間がかかりすぎる
そこでついに見つけたのが「XZY」のディスペンサー。
ハンドソープ容器はないけれどそれ以外の条件にはぴったりあてはまります。一目見た瞬間かなり欲しいと思いましたがただ一つ悩んだのがこのブランドは全く聞いたことないし、Googleで検索してみるけど全然情報がでてこないということ。
好感触なレビューはあるもののアマゾンにあるブランドのページではいろんな雑貨を取り扱っているくらいしか読み取れない。
というのも最近ブランド買いをよくするようになってしまい、知らないブランドに手を出すのが億劫になってしまっていたんですよね(そうして安易にユニクロと無印に行ってしまうんですが…)。
他にも、厳選しようとしすぎてレビューだけじゃなくて会社のHPを見たり使用感を詳しく買いているブログを漁ったりと、前情報を仕入れないと買い物をしない体質になっていたんです。
こんなことを考えながらAmazonの画面の前で固まってしまいました。
ブランドにこだわりすぎてはいけない
結局このディスペンサーは勇気をだしてポチッとしました。
届いた商品は見た目も写真通りだしレビューの通りプッシュしにくいこともない。なによりもこの飴色のボディ、とっても綺麗じゃないですか?最初の開封が少し硬いと思いましたが2回目からは問題なし。結果、この買い物は大成功でした。
今回の体験をとおして無名のブランドでもいい商品はあるということを改めて確認させられました。
そして同時にその無名ブランドを大きくするのは自分の役割だな、とも思いました。
もちろん大きなブランドは良いものを作り支持されているから大きいわけですが、無名のブランドが大きくなるにはそれを支持する人がいたから。
ミニマリストになるとどうしてもよりよいものが欲しいと思い、買い物の前にはまず他人のレビューを読み込む作業に入ってしまうかと思いますが、そのサイクルだと無名でも素晴らしいブランドは見つけられずに埋もれていってしまうだけ。
またこのような探し方をしていると、ブランドに縛られてものを探すという行為に陥ってしまい、ミニマリズムの観点からも外れてしまう。本当に自分に必要なものを探すにはブランドではなくその物の価値に目を向けるべきだったのに。
「ブランド買い病」はミニマリストの悩みどころ?
…なんてことを一人反省会をしながら、今日も新しい容器からシャンプーを出す私です。ミニマリズムと向き合いながらも、こうやって物と出会っていくんだなぁとしみじみ実感したお話でした。
それでは。